アジアのなかの沖縄・ベトナム その4
2009年2月28日その日が遣ってきた。まな板に乗った生豚のようにドタバタして落ち着かず、天命に預ける境地は久々に味わうが如く楽しくもあり難しくもある。 そんな自己問答しながら、開演5分前、客の入りを見渡すと、五分の入りの様だ。
そこでひと安心したのか時間が気になり出して3分前に開会宣言を始めた。 午後9時までに終了を目指して早めに早めに心がけた。 基調講演は東京から、桜井由躬雄先生「生きている農村社会主義」、古田元夫先生「発展のアジアと戦争のアジア」 そして沖縄から比嘉政夫先生「比較民俗学の視点から」を各自持ち時間30分でお願いしたせいか、皆さん早口でしかもはっきり分る言葉で研究の発表を行う。
左:桜井由躬雄、右:古田元夫
比嘉政夫、講演は、桜井氏が農村農村から見た現代
古田氏はベトナム戦争を世界から見つめ、また発展するベトナムの現在を報告、そのて比嘉氏はアジアを見つめる民族学からアジアのなかのベトナムと沖縄を解く
そのぞれの基調講演が終わり、魔の休憩となる。何故「魔」なのかそれは客数が極端に減ることが予測されるからだ。 10分後後半の討論会が始まる。 客は半数以上が残った。驚きに近い嬉が込みあがる。 司会は比嘉先生に移り、予めは配布した質問書が回収された。 質問も多岐に渡る。 パネリストの質問に対する答えがとても楽しそうなのが嬉しい。
多くの質問に答えるパネリスト。
和やかな雰囲気で、質疑がなされたのでとても良かったと思う。 討論の最後に比嘉先生が「多方面からアジアを語るのは討論はこれが始まりであり、これは続ける必要があると」 締めくくった。
\n辛くても遣り甲斐のあるシンポジウムのチャンスを作っていただいた、県立美術館の方に感謝したい。 ありがと、そして多くの参加なさった皆様にありがとう!