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ベトナム・ナウ!!―夏のベトナム訪問記 その2.表敬挨拶
私たち(鎌田会長・与儀副会長)の2009年7月・9月のうち、前者の主目的は、鎌田会長の就任表敬訪問・挨拶であった。
旧ソ連邦など旧社会主義諸国では、資本主義諸国では通常の民間外交に代わって友好協会間の交流が政府間交流の補完の役割を果たす伝統があり、現在でも各友好協会間の往来は盛んで、かつ重要な位置を占める。したがって、沖縄のような田舎の組織の長でも大切に扱われ、外交官並み?の処遇を受ける。もっとも、我が沖縄・ベトナム友好協会は、諸先輩の努力の結果として、日本ベトナム友好協会の一支部ではない独立の組織としての歴史と実績があるから当然であるが・・・。そこで、新たに就任した会長としての友好の対象国であるベトナムの諸機関への表敬訪問が組まれた。
私たちは、Thua Thin Hue 省(フエ省)知事Nguyen Ngoc Thien 氏、 ベトナム各国友好協会会長 Vu Xuan Hong 氏、ベトナム越日友好協会会長 Nghiem Vu Khai氏、ハノイ越日友好協会会長Pham Quoc Truong 氏、ベトナム友好協会連合AA部門代表Tran Thi Xuan Oanh氏らと面談した。
うち、フエ省知事にはフエ沖縄文化経済交流センターの実情と協力を訴えたし、ハノイの友好協会会長とは沖縄・東京に次いでの再々会で準備されたランチパーテイでともに歌うなど盛り上がったし、フエ越日友好協会会長はじめ役員とは二度にわたって懸案解決のための真剣な討議をもった。 その他、ハノイ・ドンアイン地区友好協会や人民委員会の代表とは、現在企画進行中の健康食品の生産・製造・流通に関する沖縄からの技術移転の受け入れ態勢について確かな感触を得た。また、ベトナム各国友好協会連合会長やベトナム越日友好協会には、出版予定の自著への文献・資料の紹介・提供を依頼した。
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